引用元:京都新聞 3月30日付朝刊
子ども達の携帯やパソコンを使ったいじめは年々増えています。「学校裏サイト」と呼ばれる掲示板サイトの書き込みによるいじめや「プロフィールサイト」、通称「プロフ」を使った売春など、そのやり方は手が込んでいて、学校側としても実態がつかめにくいのが現状です。
私自身、長男が4月から中学校に入学するので、「携帯が欲しい」と言われました。与えるのは簡単ですが、問題は使い方。彼のことを信用していないワケではありませんが、携帯を持つということは、頻繁にWEBサイトを見る機会が増えるということです。今までもパソコンを使って、WEBサイトを見ていましたが、携帯になると話は別。パソコンと違って、携帯ではちょっとした空き時間にネットを見ることが可能です。子どもにとっては、面白いおもちゃかも知れませんが、親から見れば(使い方を間違えれば)犯罪につながってしまう、危ないツールにも思えるのです。
「学校裏サイト」は、なかなか実態がつかめていないのが現状ですが、現役中学生を持つ親としては、もっと多くの情報が欲しいところ。今日も、長男の友人たちが家に遊びに来たのですが、新しく始まる中学校生活の中でも「いじめ」のことが、一番話題にのぼっていました。親だけではなく、子ども達の間でも、いじめには敏感になっているようです。子ども達も「いじめ」は嫌だと思っているのです。
今回の取り組みで、いじめの現状や実態がさらに明らかになり、ネットだけではなく、広い意味でのいじめが無くなることを願います。
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