知り合いのワーキングマザーは、子育てを理由に海外出張をキャンセルしました。将来のキャリアアップのためにも行きたかったけれど、保育環境が整わなかったそうです。
もしこの方のお仕事がスポーツ選手だったら…。選手生活を終わらせることになったかもしれません。
日本サッカー協会は、子育て中の女子日本代表選手を支援する「なでしこジャパン育児サポート制度」を導入することにしました。
引用元:asahi.com(2008年1月18日付)
http://www.asahi.com/sports/update/0118/TKY200801180363.html
この制度は、1歳半から3歳までの子供を持つ選手が国内外に遠征する際、子供とベビーシッター(原則的に親族)を同行する費用を協会が負担するというもの。国内では初の取り組みだそうです。
子育て中のスポーツ選手で有名なのは、「ママでも金」の柔道の谷亮子選手でしょう。谷選手は、スポーツ選手が育児と競技を両立させるためのサポート体制は乏しく、引退する選手も多いと話しています。
引用元::asahi.com(2008年1月1日付)
http://www2.asahi.com/olympic2008/column/TKY200801090239.html
サッカー協会など競技団体は良い成績を残すことを問われます。子育て中の選手が競技に集中できる環境を整えることは、良い成績への近道ではないでしょうか。