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昨年の10月30日に会社を起業して、早いもので1年が経とうとしています。あれもやらなくては、これもやらなくては、と思いつつも、瞬く間に過ぎ去った1年でした。そんな中、「社会貢献に繋がる、人に胸を張って言える仕事がしたい」との思いがようやく形になったのが、BI世代向けに開講した、35歳からの再チャレンジIT講座「Net Tantore」。次回は、11月10,17日に開講予定で、受講者を募集中です。
そもそも、(株)壱頁で情報教育講座をはじめようと思ったきっかけは、高い能力があるにもかかわらず、現代のビジネスシーンで必須であるPCやネットの知識が十分ではないために、再就職やSOHOでの仕事への一歩を踏み出せない女性を応援したいと思ったから。
ちょっと古い情報ですが、2007年2月15日の日経新聞によれば、未就学児童を持つ専業主婦の95%が再就職を希望しているそう。しかし、実際には、高学歴の女性ほど、再就職が進んでいないのが実態のようです。「BI世代」の私としては、痛いほどその気持がわかります。
ところで、「BI世代」とは、「Before Internet」世代の造語(勝手に造りました!)で、高校や大学、職場等で情報教育を受けていない方々を指します。つまり、PCが職場に普及する以前に、職場を退職してしまった人のこと。あの世間を騒がせたウィンドウズ95が発売されたのは、ちょうど、私が育児のため仕事を辞めた後でした…。


幸い、私自身は、育児中にSOHOで仕事を続けてきたおかげで、一通りのPCとネットの知識は独学で身につけていますが、インターネットの世界は日進月歩。「もう少し体系だって学ぶ場があれば」と痛感している毎日です。今回の教材作りを通じて、まだまだ勉強不足だと思う部分や、日々移り行く最新情報にキャッチアップできていなかったことを実感。
また、仕事だけに限らず、情報社会で子育てをする上で、ケータイやフィルタリングなどの知識もかかせないものになっています。
この講座が、よりよい仕事や子育てを願う方にとって、真に役立つものになるよう、がんばっていきたいと思います。ネットリテラシー教育&SOHO事業で、BI世代の社会復帰をサポートする挑戦は、まだまだ続きます。