和田中が「夜スペ」に続いて、また大きな改革を実施しました。
引用元:ベネッセ教育ニュース 4月14日付
なんとPTAを廃止するというのです。
「「慣性の法則」によるPTA活動のマンネリを解消し(中略)「地域本部」は名実共に「保護者と地域が協力して、子供たちの学びを豊かにするために、教職員だけでは手の届かないサポートをする学校支援組織に生まれ変わる」」(和田中HPより抜粋)


小・中学校に存在する多くのPTAは、長年の惰性もしくは慣性によって運営されているのが現状です。誰もそのことに不満はあっても、口に出して言わないまま、流されるまま、毎年選挙で役員を決めています。また、共働きの家庭が多く、みなさん仕事を持ちながら活動していらっしゃいますが、仕事をしながらPTA活動に参加することはなかなか難しく、どの学校でも役員を決定する時は揉めることが多いです。
息子が通う学校では、そういった事情を反映し、会議の時間は夜と決まっていますが、昼間に会議を行う学校も多く、そういった学校では「仕事を休んでまで参加しなくてはならないことに負担を感じる」と思っている人も多いようです。このように、皆が重荷に思いながら消極的に役員活動に参加しているのが、現状です。
私自身、数年前にPTA役員をしましたが、そのとき感じたことは、必ずしもPTA活動が学校と連携してるワケではない、ということでした。活動は学校側の決められた計画に沿って行われていましたし、活動現場では、どこまでがPTA活動で、どこまで学校側と協力して行う部分なのか線引きがわからず、 1年間迷いながら活動していました。活動内容も、部署によってばらつきがあり、全く何もしないところがあれば、年中忙しいところもあり、不公平な部分がありました。
もちろん、役員になるに当たってメリットがないワケではありません。先生と会う機会が増え、学校の活動内容や様子がよくわかるようになるため、役員をする以前よりは学校の存在が身近に感じられるなど、それなりにメリットはあります。
ただ、それ以上に月1回の会議、関連行事への準備・参加など、活動内容が幅広く、時間を取られることもあって、積極的にしたくないというのが現状です。和田中ではPTAを廃止すると同時に、活動の見直しも行い、より父兄が積極的に参加できるようなあり方を模索していくようです。昨今、ゆとり教育の影響で放課後や土曜日に「子どもの居場所」づくりを設けるなど、PTAの活動範囲がますます広がってきています。また活動を支える親側の事情も昔とはずいぶん異なってきています。どの小・中学校も、和田中のようにPTA活動の見直しを考える時期に来ているのではないでしょうか?
理想のPTAのあり方を追求していく、今後の和田中の動きに注目したいと思います。
関連記事:
杉並区和田中「夜スペシャル」始まる
今どき公立中学事情「世の中科」参加レポート