店の会員カードにクレジットカード機能を持つものが増えてきました。
よく行く店のものはポイントを貯めるために作成しましたが、カードになると、いくら使ったかが見えにくいのを感じます。
子ども達がカードを持つ年齢になる前に計画的にお金を使う教育をしていきたいと考えているところに興味深い記事を見つけました。
日本経済新聞「子供の金銭感覚磨く」(2008年6月8日掲載)です。
家庭での身近な金銭教育のツールとして「お小遣い」を活用するやり方が紹介されています。
毎月一定額を渡し、欲しいものだけでなく、学用品などの必需品も買わせることで、やりくりを学ばせる。欲しいものばかり買い、必要な文房具が買えなくなってしまっても、次のお小遣いまでがまんさせるという繰り返しで金銭感覚を身につけていくというものです。


祖父母の関与はお小遣いだけでなく、遊園地に一緒に行くなど「ものより思い出」方式にしてもらう。また、募金などで、人のためにお金を使う大切さも教えるなどお小遣い教育の様々な悩みの解決法も書かれています。
高校生から大学生には、ある程度のお金を渡して自ら管理させる「予算制」や「年俸制」をとり入れることも提案されています。そうすることで、自らが携帯電話料金を一定額にするよう設定したり、と節約の工夫を考えるということもあるようです。
我が家もお小遣いから必要なものも買わせるようにしています。えんぴつを長く使う工夫をしたり、ノートをバーゲンの時にまとめ買いしたり小学生なりにやりくりを考えているようです。
祭りの出店などでの衝動買いはずいぶん減りました。お小遣い帳への記入はまだ忘れがちですが、少しずつお金を計画的に使う大切さを身につけていってほしいと思っています。