「モノより思い出。」っていう素敵なキャッチコピーがありました。いろいろ買ってあげるより、たくさん遊んであげる親になりたいと思ったものです。
でも、思い出についてくるモノもありますよね。
子どもの成長とともにどんどん増える思い出系アイテム、どうしてますか?
子どものお絵描き。幼稚園の出席表。旅先でもらう観光地のパンフレットや入場券。実用性がなかったり部屋のインテリアにマッチしなかったりで、出番がないけど捨てられない記念品。祝儀袋。メッセージカードや寄せ書きの色紙。
棚の高いところとか、引き出しの奥の方とかに突っ込んでそれっきり。ちょっと思い出して、見てみようかな〜、なんて思っても出すのがおっくうで、結局しまいっぱなし、なんてことありませんか?
私は、捨てる捨てないにかかわらず、ぜ〜んぶデジカメで撮っちゃいます。
撮った写真は、いつも使っている写真整理ソフトに取り込みます。写真整理ソフトにキーワードやコメントを付ける機能があれば「いつ、誰から、何の名目で」「いつ、何の記念に」などの情報を入力して管理すればスッキリですね。パソコン上で整理するのが苦手なら、撮影時に手書きのメモを一緒に撮っておくのも手です。
撮影時の注意点をまとめてみました。
・フラッシュ
明るい場所でフラッシュ無しで撮るのが一番ですが、フラッシュを使う場合は反射に注意します。特に、光沢のある平らなものを撮るときは、真正面から撮ると光が反射して中央が白く飛んでしまうことがあります。それを防ぐには、被写体に対して角度をつけて撮影します。
明るさが足りなくても、フラッシュを使わずスローシャッターで撮ると自然な仕上がりになります。一般的なデジカメは、フラッシュを「発光禁止」の状態にすれば自動的にスローになります。スローの場合、普通に撮ると手ぶれしますので、カメラを固定してセルフタイマーでシャッターをきります。
・ピント
せっかく撮ってもピントが合っていないとがっかりです。特にメッセージなど文字が読めないと無意味になってしまいます。
撮影後、デジカメの液晶画面でズーム機能を使って文字が読めるかどうか確認しておきましょう。
・自分の体の一部や影
床にモノを置いて撮るときにうっかり自分の足の先までカメラに収めてしまうことがあります。困ってしまうような失敗ではないけど、パソコンの大画面で見たいものではありませんよね・・・。
こうして撮影しておけばいつでも手軽に見られます。モノに導かれて思い出が色鮮やかに甦ることもあるでしょう。
子どもの写真を撮ったり整理したりするついでにできますから、ぜひ試してみてください。
最後にもうひとつ。バックアップを忘れずにしましょう。USBで接続する外付ハードディスクが便利ですよ。