この夏休みは、子供の受験などであまり遠くに家族旅行ができなかっがので、人生ゲーム(M&A版(^^;)を家族でやったり、読書三昧で過ごしました・・・。
「燃えよ剣」は、言わずと知れた司馬遼太郎の名作ですが、これまで一度も読んだことがありませんでした。
一言でいうと、「幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑な生涯を描く」という内容です。
土方歳三の、革命家としての生き方の美学に陶酔したのはもちろんですが、組織作りの面で、参考になる部分がたくさんあり、思わず、ラインを引いて読んでしまいました。リーダーとはこうあるべきだというエッセンスがちりばめられており、組織の代表や、マネージャーの仕事をしている方などにも、とても役立つ内容だと思います。
歴女ブームと言われる昨今、戦国武将など、歴史上のヒーローにはまる女子の気持ちがよ〜くわかりました。小学生にはやや不向きな描写が多いように思いますが、夢中で読める一冊なので、読書好きになるきっかけになるかもしれません。