小学生の頃、骨肉腫をテーマにした映画をみて泣いて家に帰ったことがありました。映画のストーリーに心を動かされたのももちろんですが、寝る時、時々足やひじが痛むから、私も重病なのでは?!と思ってしまったのです。
2008年8月18日の読売新聞、「成長痛」についての記事を読んでそんな昔のことを思い出しました。はっきりとした原因がわからないので、正確な統計はないようですが、成長期におこる「成長痛」を訴える子どもは少なくないそうです。
「成長痛」は、病気ではないものの、痛みがあることは事実。親は、痛みに共感し、さすってやったりすると、子どもの安心につながるようです。
ただし、本当に病気だったり、骨肉腫や白血病などの可能性もないわけではありません。同じ部位の痛みを三回くらい続けて訴えるようなら、整形外科を受診した方がよいようです。また、スポーツをして痛みを感じる場合は、「成長痛」ではなく、特定の部位に繰り返し力が加わることで生じた「スポーツ障害」を考えるべきだそう。通常10歳を過ぎると「成長痛」はないという意見も参考に、心配な時には専門医に相談するのがよいようです。
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