神奈川県平塚市にある県立神田高校では、入試で服装や態度がおかしい受験生を不合格としたことが問題になり、渕野辰雄前校長が更迭されました。この処分を不満に思った、同校PTAのOBや卒業生らがJR平塚駅北口で署名活動を実施。17日付けで、県教委に嘆願書を提出しました。
引用元:Yahooニュース(11月16日付け)
神田高校の不合格問題 保護者ら嘆願書「校長先生を戻して」
人を外見で判断してはいけないと言われますが、入学試験の日にピアスをしたり、金髪で来てはいけないことぐらい常識なのではないでしょうか?教育現場では、そんな常識まで明文化しなくてはいけないのか?という声も挙がっています。
なにより、渕野辰雄校長が入試での身なり調査を行ってから、学校の風紀がとてもよくなったそうです。渕野前校長は県教委で「ピアスや金髪、丈がおかしいスカートなど、『この高校に入りたくない』という態度を前面に出しているような生徒をなぜ入れなければならないのか」と話したそうです。
こういった指導しにくい生徒を事前にはじくことは、教育のあり方として問題がある、という意見もありますが、子どもを持つ親として思うことは、身なりをかまわない子どもを叱らない、親も悪いのではと思うのです。
なんだかんだ言っても、人は外見で判断します。心の乱れが服装に現れ、いじめの原因につながることは確かです。
そういったごく普通の常識まで高校の責任にする。もしくは、学校任せにする。子どもを育てる私たち親の態度も改めていかなければならないのではないでしょうか?