子育てパパ力検定公式テキスト&問題集
「子育てパパ力検定」をご存知ですか?最近、マスコミでも話題沸騰のこの検定。NPO法人「ファザーリング・ジャパン」の主催で、「パパの子育てに関する知識を試そう!」という趣旨の検定なのですが、離乳食から育児休業制度までと守備範囲が広く、三児の母親の私にとってもなかなか難易度が高そう…。
何はともあれ、この検定をきっかけに、多くのパパが子育てに関心を持ってくれるようになるのは、とてもうれしいことです。(^^)
ただ、私の個人的な経験を振り返ってみると、オムツ替えや離乳食ももちろん重要とは思いますが、子供が本当に小さいときに一番夫に求めていたのは、家事的なことよりも、精神的な相談相手となってくれることだったのではと思います。育児の方針や自分の今後のキャリア形成について相談に乗ってもらったり、子供の日々のちょっとした成長をともに喜びあったり。「育児支援は母親支援」と最近叫ばれているように、母親が育児の孤独を解消し、精神的に生き生きと輝ける毎日を送ることこそが、一番の育児支援と痛感します。


一昨日(10月26日付け)の日経新聞の夕刊を読んでいたら、最近では、総合職ではなく、転勤や残業の少ない一般職やエリア総合職を志望する若い男性が目立ち始めてきて、企業がその対応に頭を悩ませているとのこと。これまで女性の職種とされていたこれらの仕事を男性が志望する理由は、やはり家庭と仕事の両立をして自分らしく生きたい、ということが大きいようです。
ただし、妻となる女性が総合職の場合は転勤や残業もあるわけで、家庭の収入と働き方のバランスをどうとっていくかが課題と言えそうです。ともあれ、「ボクも仕事も家庭も大切」。こんなニューパパたちが増えていくことで、企業も変わっていかざるを得なくなるのかもしれません。
2008年3月16日に第一回のパパ検定が開催されるようです。みなさんも、ぜひ受験してみてはいかがでしょう?