今、うちの小学生の娘が、はまっているのが、小学館から発売中の「週刊 西洋絵画の巨匠」という本。全50巻で、現在第5巻まで発売されています。毎週火曜日に発売されるのですが、発売日を楽しみに待って、いそいそと書店に買いに走っています。1冊、580円だから、これまで貯めたお年玉で、コツコツそろえているようです。中身も本格的で、毎回、原寸大の絵が付いているところが、娘のお気に入りです。この本をそろえるようになってからは、
「最後の晩餐の絵の秘密って知ってる?」「ゴッホの死にはなぞが多いんだって・・・」などと、これまで家族ではしなかったような種類の会話が、食卓で頻繁に繰り広げられるようになりました。
さほど美術に関心のなかった私も、「次号シャガールだっけ?」と、ワクワクするようになってきました。忙しい毎日の中で、ちょっとした安らぎを与えてくれて、狭い自分の視野を広げてくれるこの本と娘に、感謝したい気分です。