飽食の時代と言われて久しく、その中でいま問われている食の安全。外食産業も、過当競争の中で、淘汰される時代。
「経営が厳しかったから、ついやってしまった。」とコメントする経営者。
子供を持つ私たちは、毎日の食材をどのようにして選べばいいのでしょうか。
生産者直送の利用はどうでしょうか。宅配サービスや、産地直送、生産者の顔など、様々な食の情報がネットを通じて得られます。
生産者も直接お客様の声を聞くことにより、消費者の側にたった経営や販売ができる、消費者も、どんな味だったかを生産者に届けられるというメリットがあります。
そんな生産者直送の販売方法がこれからもっと活性化してほしいと思います。
生産者の販路拡大として海外に目を向けてはどうでしょうか。


お米でできたお煎餅は、北欧でも当たり前のようにスナック売り場で売っているし(ただし、量り売りが多い。たぶん簡易包装に慣れている国民性)、北欧の人が大好きなすき焼きにしゃぶしゃぶ、お寿司といった日本食。
でも、北欧の人たちは、日本食は高い!外食は、高いからあまりしない、まして、日本食なんて!と言うのです。北欧で日本食のレストランと言えば、「ビジネスに使うもの」だそうです。
それでは、庶民の北欧人たちがすることとは何?「手巻きずしパーティ」だそうです。
日本の食品市場は、品ぞろえだったり、サービスだったり、パッケージだったり、世界に類を見ない食品大国といっても過言はないと思います。
それは、1976年より毎年開催している「FOODEX JAPAN/国際食品・飲料展」が、年々規模を拡大しているのからも見て取れます。
アジア・環太平洋地域で最大、世界でも3番目の規模を誇る食品・飲料の専門展示会です。
先日、長男が7歳になり、ケーキを自宅で焼いたのですが、その時に思ったことです。
7歳の長男と2歳の次男。最近は二人でよく遊び、けんかもします。このときもけんかをしながら二人でトッピングをし、出来上がったケーキ。見た目はかなり悪いデコレーションケーキの出来上がりでした。
「おいしいー。お店のケーキより、ママの作ったケーキが一番おいしい」と言われた時の感動に、いつも、時間に追われ、「早く早く!」とせかしてばかりいた自分を反省したものです。
実際見た目は、どう逆立ちしてもお店のケーキにはかなわないし、味はホームメードという、素朴な味。フルーツも、バナナとキウイと、みかんの地味なもの。
でも子供は、その作る過程や、みんなでワイワイ楽しむ雰囲気が好きだったのでしょう。
スーパーに行くと、ついつい、おいしそう!と余分に物を買ってしまいがちなのは、しようがないとして、忙しくとも、子どもには、できるだけ手作りの料理でもてなしてあげたいと思います。
買ってきたものはおいしいもの、という観念を植え付けないよう、親としてしっかりしなくてはと思いつつ、子育ては、親育てなのだとつくづく思う今日この頃です。