先日、運動会のPTA競技に参加する人を募集する案内文を作成しました。出来上がった案内文を学校に提出すると、教務の先生から『「父兄」と書かれると、”母親はいらないんですか?”と言われるので書き直してください』と言われました。嘘みたいな話ですが、本当です。小学校の先生も「モンスターペアレント」対応に、随分ぴりぴりしているんだなぁと思いました。
先週最終回を迎えた、米倉涼子さん主演のドラマ「モンスターペアレント」。ドラマなので誇張されている部分もありましたが、概ね事実を元に構成されているそう。最近では、「モンスターペアレント」以外に、こんな人まで出てきました。
引用元:産経新聞 9月18日付
モンスター・ネイバーも出現
ドラマ「モンスターペアレント」を見た人は、教育現場での対応の難しさを感じたのではないでしょうか?理不尽な要求の裏には、親自身が抱えている悩みやしつけの問題など色々な事情が絡まっています。昔ならそんな悩みも聞いてくれる人がたくさんいたのでしょうが、核家族化している現代では、自分の殻に閉じこもってしまうことが多いのかもしれません。
教育現場からは支援策として「弁護士など専門家の派遣」「苦情対応の研修の実施」などを期待する声が上がっているそうです。「モンスターペアレント」も今回紹介した記事内に出てくる「モンスター・ネイバー」も決して特殊な例ではないのかもしれません。いつか自分もそうなってしまうかもしれない。
引用元:産経新聞 8月11日付
保護者は「モンスター」なの?
本当に必要なのは、弁護士の派遣でもなく、研修の実施でもなく、保護者の話にきちんと耳を傾けて聞いてくれる教師の存在なのではないでしょうか?