届きましたか?「ねんきん特別便」。これまで自分の年金の履歴をじっくり見ることがなかったので、自分の人生の歴史を見ているようで、感慨深いものがありました。
あまり深く考えたことがなかったのですが、「大企業に所属していた期間は、厚生年金基金に自動的に加入していて、年金に若干の上乗せがある」など、あらためて認識しました。
また、せっかくなので、WEBで、将来受け取れるであろう年金予測を試算してみました。
「えっ?これだけで暮らしていけるの・・・」とちょっと愕然とし、急に財布の紐を引き締めたくなりました。また、もしも専業主婦として夫の扶養に入っていたら・・・という観点でも計算してみました。自分で厚生年金に入っているのに比べ、報酬比例分がないだけ当然少ない金額になりますが、想像していたほどの極端な差ではないという印象でした。
私は、現在、SOHOで働く女性からなる会社を経営しています。特にライターの方などは、フリーランス(個人事業主)として働いている方が多いと思いますが、この場合、国民年金に入っているか、サラリーマンの夫の扶養に入っているかのどちらかだと思われます。
フリーランスと会社員のどちらの働き方がよいかはワークライフバランスの観点からも様々な考えがあると思いますが、将来の年金額のことだけを考えると、やはり企業に所属して厚生年金に入ったほうが有利だと思います。
だから、今、子育て中で、SOHOで少しだけ働いている方も、将来的には社員としてバリバリと働いてほしい。もしくは、子育て中もキャリアを眠らせずSOHOで働き続きた実績を生かし、希望の企業への再就職を実現してほしい、と強く願います。
それが私の果たすべき大きな役割の一つなのだなぁと、あらためて「ねんきん特別便」を見て、実感しました。(^^)