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幼児の遊び場として、真っ先に思い浮かぶのはやっぱり公園。ですが、そのほかに…となると、なかなか思いつかないのではないでしょうか? 小さい子が楽しく、安全に遊べて、そのうえ、あまりお金がかからないところって…。
実はここ数年、自治体の働きかけなどにより、各地で「子育て支援施設」と呼ばれる幼児の遊び場が誕生しています。その中の1つ、港区・南青山にある子育てひろば『あい・ぽーと』に行ってきました。


◆ 子どもも遊べて、パパ&ママもくつろげる ― それが『あい・ぽーと』
東京メトロ銀座線の外苑前駅からわずかに徒歩2分、青山通りのすぐ裏に『あい・ぽーと』の大きな看板を発見! ドアを開けると、すぐさま子どもたちの元気な歓声が聞こえてきます。
正面玄関を入ってすぐ右の部屋が「つどいの広場 ひだまり」。フローリングの明るい空間には、木製の玩具やボールプールをはじめ、幼児が遊べるおもちゃがたくさんそろっています。ハイハイの赤ちゃんから、元気いっぱい走り回る幼児まで、みんなとっても楽しそう。おままごとで遊ぶ女の子は小さなママ、木でできた汽車に乗って走る男の子はすっかり運転手さん気分かな? 室内での遊びに飽きたら、今度はお外へ。広い園庭にはお砂場やすべり台もあり、ここでもめいっぱい遊ぶことができます。
館内にはオムツ交換台のついたトイレや授乳室も。赤ちゃんを寝かせられる畳コーナーもあるので、ねんねの赤ちゃんも安心です。
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ところで、『あい・ぽーと』は子どもたちだけでなく、ママ(パパ)もホッと一息つける場所なんです。子育ては楽しいことも多いけれど、大変なことだっていっぱいありますよね。目を離せない幼児との暮らしは、まさに休みなし。つねに緊張感を強いられるママ(パパ)にとって『あい・ぽーと』で、多くの子どもたちと触れあったり、親同士でちょっとした雑談をすることが、どんなに息抜きになることか! 
また、コーラスタイムや趣味の講座などのプログラムも随時開催されているそう。どれもとっても楽しそうなので、『あい・ぽーと』に行った際には参加してみてはいかがでしょうか。
『あい・ぽーと』を利用するには、年会費として港区在住・在勤・在学の方は子ども1人につき500円、それ以外の方は1000円が必要になります。有料とはいえ、港区民以外の親子にも開放してくださるとはなんとも太っ腹! 迷える親子(?)にとって、なんだかとっても頼もしい施設でした。
なお、『あい・ぽーと』には一時保育「あおば」も併設されています(別料金)。冠婚葬祭やお仕事のときだけでなく、「ちょっと子どもから離れてリフレッシュしたい」というときにも利用可能とのこと。ほんの少しでも自分だけの時間を過ごすと、改めて子どもの可愛さや大切さに気づくことができるかも!? (取材 倉井美穂)
子育てひろば『あい・ぽーと』HP
http://www.ai-port.jp/
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