パソコンに向かうと、すぐに子どもがやってきて、膝に乗って一緒に触りたがって困る・・・なんて経験はありませんか?
 我が家では私が在宅でパソコンを使った仕事をしているということもあり、以前から4歳の次女がやたらパソコンに興味津津。(6歳の長女は興味なし)
 時々、NHKの『キッズワールド』などの幼児向けサイトで遊ばせており、「パソコンで遊びたいな〜」とねだられることも多くなってきました。
 最近はパソコン型おもちゃもいろいろ出てきていますが、どうせなら本物のパソコンを与えてみたらどうなんだろう?と思い立ち、実験を兼ねて、古くて不要になったミニノートパソコンを与えてみることにしました。

まずはそのまま

 まずは、ウィンドウズ以外何も入っていない状態で「好きに使っていいよ〜。」と、与えてみました。
 ネットワークにはケーブルを抜いて(無線LANの場合はカードを使えないようにして)、接続できないようにしておきます。
 どうやって遊ぶのかと思って見ていると・・・
 キーボードを叩き、受話器を持つ格好をして、「はい。はい。わかりました〜。」。ご丁寧にメモまで取っています。どうやら「仕事ごっこ」のようです。「そうですか。うーん、ちょっと待って下さいね。」何やら一人で交渉までして、なかなかリアル。本人もご満悦。ただ、見ている側は脱力します。
 それでもウィンドウズの画面のままでは変化に乏しく、何日かすると「何か動かしたいな〜」と言い出しました。
 インターネットに接続すれば、幼児が遊ぶことのできるサイトはありますが、そうするとどこへクリックしていくか分からない幼児のこと、使っている間、ずっと見ていなければなりません。ネットに接続するという案は却下。
 そこで、ウィンドウズに最初から入っているゲームで遊ばせてみることにしました。

ウィンドウズで幼児が遊べるゲーム

 パソコンのOS(基本ソフト)が Vistaの場合、小さい子どもでも遊べる『PurblePlace(パーブル プレース )』というゲームが用意されています。
 ケーキ作り、姿当て、絵合わせの3種類のゲームがあり、ケーキ作りや絵合わせなら、オプションで「練習モード」にしてあげると、ひらがなの読めない4歳くらいの子どもでも、親がルールをはじめに教えてあげれば、理解して遊ぶことができます。
 マウス操作も、動かすこととクリックを教えてあげればOK。
 子どもによっては、教えなくても最初から感覚でマウスを操れるようです。 マウスのドラッグ操作ができるようになったら、『インクボール』というボールを操作するゲームも楽しめるかもしれません。
 しかし、我が家の場合、今回子どもに与えたパソコンはWindowsXP。用意されているゲームが異なります。ソリティアなどのカードゲームは幼児にはルールが少し難しいようです。かろうじて遊べるのが『ピンボール』。
 ボールを出すキーと左右のハネを動かすキーを教えてあげれば、そこそこ遊ぶことができます(もちろん上手にはなかなかいきませんが)。
 ゲームを起動してしまえば、マウス操作がいらないので、マウスが使えなくても遊べます。
 デスクトップにショートカットを作ってあげ、ダブルクリックで起動することを教えてあげると、勝手に一人で遊ぶようになりました。

子どもとマウス

 マウスにもよりますが、一般的な大人用のマウスでは、子どもの手には大きすぎて使いにくいことがあるようです。
 そこで小さめのマウスを探してみると、こんな可愛いらしいものが!
バッファローコクヨサプライ パソコン周辺グッズのディズニーコレクション
 大きさもMサイズ、Sサイズ、ウルトラSサイズと用意されており、ウルトラSサイズは、2〜3歳の子どもの手でも使えるほどです。
 あまりにも可愛らしくて、ついついミニーちゃんとマリーちゃん、二つも買ってしまいました。
 子どもはマウスを見た途端、目がキラキラ。さっそくノートPCにつけ、一気に「私のパソコン!」という愛着が深まったようでした。
 こんな感じで始まった、4歳児のパソコンライフ。
 このあと、市販の幼児用パソコンソフトを購入して、ますますハマっていき、お決まりの問題も出てくるのですが、そのお話はまた次回に!