総務省によれば、平成19年の2人以上の世帯におけるネットショッピングへの1世帯当たりの年間支出総額は、5年前の約3倍になっているということです。
http://www.stat.go.jp/data/topics/topi33.htm
 これほど利用が拡大している今でも、新手のリスクにいつ直面するかもしれないという未知なるものへの不安感は増すばかりです。私もかなり早いうちからネットショップを利用していますが、いまだに不安感は消えません。初めてのショップで購入するときは、特に緊張します。


 私が優良なネットショップかどうかを見極めるポイントとして一番大切にしているのは、きちんとコミュニケーションがとれるかどうかという点です。商品に関する疑問点や不明点、分かりにくい点などはメールでどんどん質問します。質問がなくても、適当な内容を見繕って、とにかくまずはメールします。
 それに対して適度な早さでレスポンスしてくれるか、丁寧に応対してくれるか、質問に的確に答えてくれるかなどを判断します。それを2、3回繰り返します。少しでも納得がいかない点があれば、そのショップは利用しないことにしています。
 対面販売であろうとネットショッピングであろうと、基本はコミュニケ―ションがきちんと取れるかどうかだと思います。手段が何であれ、コミュニケーションがきちんと取れない相手とは契約はしません。
 さらに、ネットショッピングを利用するときは、万一だまされても自分が悪かったとあきらめるつもりで利用しています。本末転倒かもしれませんが、そのリスクを負いたくないときはネットショップは利用しません。もちろん、安心できるネット社会が到来することを願ってはいますが、それを待っていては前には進めないのではないでしょうか。
 だからこそ信頼できるネットショップでは、早く“常連客”になることを心掛けています。常連客になるにも、コミュニケーションは重要な役割を果たします。お互いに見えない相手だからこそ、こまめなコミュニケーションは私にとって安心の証となっています。