出会い系や詐欺など、子供が有害サイトにアクセスして事件に巻き込まれるニュースをよく耳にします。そのようなサイトから身を守るために、「フィルタリング」を利用しようという機運が高まっています。
携帯電話は、未成年が契約する場合、原則フィルタリング加入が義務付けられるようになりましたが、PCは、まだ義務付けられていませんので、特に消費者自身で何らかの対策が必要になってきます。
ちなみに、我が家の場合は、以下のような状況です。
【携帯電話】
小学生・・・ジュニア携帯。ホワイトリスト(キャリアのオフィシャルメニューにあるサイトのみ閲覧可能)のフィルタリングに加入しています。
中学生・・・通常の携帯。ブラックリスト(キャリアで指定された有害サイトのみブロック)のフィルタリングに加入。
 (店頭ですすめられたわけではなく、事前に調査して店頭で申し込み。店員さんは、このサービスを知らないようでした。(−−;)
ブラックリストの場合、アダルトや暴力サイト等以外の日常に必要なサイトはほぼ見れるため、中学生にも満足度は高いようです。ブラックリストのサービスが提供されるまでは、キャリア公式サイト以外のページが見れず、市営バスのサイトにあるバス時刻も検索できず困っていました。
【PC】
子供専用のPCを利用(設置場所は、人目のあるリビング)
有料のフィルタリングソフトを利用(i-フィルター)
インターネット制限時間を設定。(平日1時間、休日2時間)
使用禁止時間を設定。(9時以降禁止)
小学生と中学生では、フィルタリングの強度を変えています。
 
これに関しては、学習ソフト等を子供自身でインストールできないという以外は、不満はないようです。
この他にも、ルータで有害サイトをブロックするタイプなど色々な商品が発売されており、
財団法人インターネット協会のサイトでもお試し版がダウンロードできますので、ぜひ見てみてください。
財団法人インターネット協会「フィルタリング、知っていますか?」
子供が小さい頃(小学校低学年ぐらいまで)は、必ず親が見える場所でPCをやらせていて、何を閲覧したか履歴を確認する程度でしたが、今ではパソコン知識が親をしのいでしまっているので(^^;、必ずフィルタリング機能を利用しています。もちろん、最終的には正しいネット知識や社会常識を持つことが重要であり、フィルタリングとて万全というわけではありません。しかし、まだ判断力の乏しい子供にとって、最低限、フィルタリングは必要なことだと思います。
みなさんのご家庭ではどうしてるのか、ぜひお聞かせください!