自転車を購入する時はどんな風に選びますか?
我が家で、昨年、小学生になった長女の自転車を購入したときのことです。
まず、子どもが気に入ったデザインで、親が納得できる価格のものを、と考えて選び始めました。
ひととおりの商品を見て、娘が気に入ったものは、黒にピンクで図案が描かれた、華やかなデザイン。価格はちょっと安め。安くていいわ…と一瞬思ったのですが、安いのはむしろ不安に思えてきました。
安いということは、なるべく材料を少なくして作っているかもしれないから、どこか折れてしまったりするかも…。
この自転車が丈夫であるかどうか、どうしたらわかるのでしょう?
BAAマークがついていますか?
もう一度他の自転車を見てみると、「BAA」マークが付いているものと付いていないものがありました。マークのところに、「安全・環境基準適合車」と書いてあります。
この「BAA」マークは、自転車業界の自主基準をクリアした自転車に付けられているマークなのだそうです。
自転車の新しい安全基準 BAA(一般社団法人 自転車協会)
上記サイトによると、数万回のフレーム耐久性試験、ハンドルに強い衝撃を与える試験、ブレーキをかけてから止まるまでの距離など、厳しい検査が行われているということなので、「BAA」マークがある商品を選べば、安全な構造だと思って良さそうです。
マークのないものが、全て悪いということではないと思いますが、一般消費者には他に判断するすべがありません。
結局、少し高かったのですが、「BAA」マークの付いたものを選びました。
そちらは、おとなしめのデザインだったので、娘がすぐには首を縦にふりませんでしたが、「丈夫なものでないと壊れやすいかもしれないよ」と説得し、親子ともに納得できる自転車を購入することができました。
ヘルメットにはSGマーク
せっかく安心できる自転車を見つけましたが、安全に利用しなければ意味がありません。
そこで、我が家では子どもが自転車で出かけるときの最低限の約束ごとを決めました。
道路交通法に定められたルールだけでなく、子どもならではの心配ごとを考慮しています。
小学2年生が自転車に乗るときの4つの約束 – kids tantore blog
その中で、ヘルメットを必ず着用するという約束ごとを決めましたが、ヘルメットにも安全基準があると思って調べてみました。
家にあるヘルメットを見てみたら…ありました!「SG」マークですね。
歴史ある有名なマークで、様々な商品が対象になっていますから、こちらはご存知の方が多いかと思います。
一般財団法人製品安全協会
JIS規格に基づき、衝撃吸収性や耐貫通性などの検査が行われているそうです。
ヘルメット購入の際は、この「SG」マークが選択の基準の一つになると思います。
自転車や自転車用ヘルメットを購入するときは、デザインや価格だけでなく、「BAA」マークや「SG」マークの有無をチェックすると安心ですね。