今年の初めに電話の転送サービスを申し込みました。
ホームページでの申し込み方法がよくわからなかったので、サポートセンターに電話をし、一つ一つ疑問点をクリアし、設定は無事終了しました。
翌月から転送サービスの料金の請求もプラスされるようになったので、設定はうまくいっていると思っていたのですが、どういうわけか一度も電話が転送されてきません。おかしいなと思いながら忙しさにまぎれ、問い合わせできないままになっていました。
仕事が途切れた夏休みに電話で確認してみると、サービスの申し込みは問題なく行われているとのこと。しかし、申し込み画面とは別のページを開いて、「サービスを開始する」をクリックしないと、実際の転送はスタートしない仕組みになっているのだという説明でした。
電話で指示された通りページを開いていくと、見た覚えのない画面が出て来て、クリックすると、転送が問題なく始まりました。
私が開始を指示していなかった、というのが原因なので、今までサービスを使えなかった期間の利用料金が戻ってくることはありません。買った商品を段ボールから出さず着なかったから、と半年以上たってから返金を要求するのがおかしいのと一緒でしょう。
でも、商品と違って目に見えないサービスでは、企業の側にわかりやすくする工夫がより一層必要なのではないかという気持ちは残りました。
例えば、転送サービスを利用したい人のための申し込みのフローチャートがあったり、転送がうまくいかない場合のチェックリストが掲載されていたりすれば、もっと早い時期に自分で原因をつきとめられたかもしれません。
申し込みとサービス開始が一目でわかるようなページであれば、そもそもこのような問題が起きなかったとも思います。
サービスを提供する側にしてみれば、当たり前のことでも、申し込む側にはわかりにくいことは多々あります。初めての人がきちんと申し込み、利用することができるホームページかどうか、常に検討、改善していく企業が増えてくれることを願っています。