去年、娘の友人のお母さんから
「すっごく面白いプログラムがあるのよー、子供達が3日間で、アメリカの学生と一緒にステージを作るの」と興奮気味のメールをもらいました。
アメリカ人から、歌とダンスを習い、最終日には親を招いて発表会をするという内容です。通訳の人はいるけれど、ほとんど英語だけでのコミュニケーションになるというのです。たった3日間で、英語もできない娘が人に見せられるレベルの舞台をつとめられるのかな、と半信半疑で申し込んでみました。


ヤングアメリカンズは、1962年にアメリカで設立された音楽公演と教育活動を行う非営利団体なのだそうです。一日目、会場に行ってみると、いかにもリズム感抜群そうなしまった身体の人、歌わせたらとっても声量がでそうなボリュームたっぷりの人。個性豊かなメンバーが待っていました。
みんなに共通しているのは、テンションが高いこと!
初めての場所、初めての出会いで固まっている子供達をあっという間にノリノリのムードにもっていき、おとなしいはずのうちの娘も、はじけて声を出したり、踊ったりし始めるので、びっくりしてしまいました。
英語の指示が理解できるのかなあと心配でしたが、そこは、身体も使っての伝え合いでなんとかなっていたようです。
逆に言えば、思ったほど言葉だけでのコミュニケーションはないので、期間中、英語の環境にどっぷりつかりたい人は、スタッフのホームステイを提供するのもおすすめだと思いました。
体験した人によると、ホームステイ慣れしている彼らとの数日間はとても密度が濃く、楽しいものだったそうです。
最終日、ステージを見て驚きました。
指導してくれたヤングアメリカンズと、子供達の息がぴったりあった見応えのあるショーが目の前に繰り広げられたからです。たった3日で、文化も言葉も違う人同士が一つのショーを作り上げる。
国際交流の大切さを説かなくても、子供達は肌でその素晴らしさを感じとったことと思います。
今年の夏もヤングアメリカンズは、全国各地で、このプログラムを実施するとのことです。
詳細はこちらのホームページを参照されてください。
4月22日(火)10時から、携帯電話などを通じての申込受付となるようです。
対象は小学校1年生〜高校3年生。小さい子も楽しめますが、中学生以上も、舞台での役やセリフが増えるのでおすすめです!
とても人気があるので、すぐいっぱいになってしまうかもしれないとどきどきしているのですが、
我が家もまた申し込めて、新しい出会いを楽しむ夏になるといいなと思っています。