昨年大ヒットになった映画「崖の上のポニョ」。
私も親子で観に行きました。
私自身のワークスタイルではないのですが、私が魅力的だと感じたワークスタイルがこの映画にありました。
内容はご存知の通りですが、私が唸ったところはリサ(そーすけの母)の職場環境でした。
・リサは老人ホームの職員
・そーすけは保育園
・そーすけの通う保育園は老人ホームに隣接
リサとそーすけは毎朝一緒にでかけ、職場+保育園まで一緒で、送り迎えの時間が不要。
そしてそーすけはリサの働く姿を身近で見ることができ、リサは仕事中にそーすけの様子を窺うことができる。


保育園への送り迎えの時間は、働くママにとって肉体的に負担となりますから、それが軽減される環境はとても貴重だと思います。子供も安心ですよね。
また、保育園が老人ホームに隣接しているため、子供達がおじいちゃんやおばあちゃんと交流を持っています。子供にとっても、そしておじいちゃん・おばあちゃんにとっても子供の姿を眺めたり話をしたりということはとても楽しそうな様子が描かれていました。
もちろん、映画だから・・・。
でも、ママが明るく逞しく、そして子供もがんばってるママを見て優しく逞しく育っている。この映画では、働くママ、その子供、老人問題までがうまくいっているように感じました。
日本でも、病院や一部の企業が院内・社内に保育園を作っているところもあります。ポニョの映画のように全てがうまくいかなくても、いろんな業種で、少しずつでもママの働く環境がよくなることを願ってやみません。