今はなんでも機械がやってくれる時代だけに、掃除の仕方を知らない教師や生徒が増えているのかもしれません。京都府向日市教委では、清掃用品レンタル会社「ダスキン」の「暮らしの快適化生活研究所」のスタッフを招き、同市にある公民館で「子どもたちの力を伸ばす学校掃除セミナー」を開催したそうです。
引用元:京都新聞 8月29日付け
掃除のプロに先生学ぶ 向日市教委がセミナー
「ダスキン」では今年6月から大阪や東京など各市区町村教委と連携し、こうした「掃除セミナー」を開催しており、今回の活動もその一環なのだとか。セミナーでは教育現場での掃除の役割について「段取りをする力や奉仕の心が身に付く」などの意見を出し合い、さらに、小中学校向けの掃除教育カリキュラムや掃除用具の正しい使い方を学んだそう。


この記事内容だけでは、掃除セミナーの内容がよくわからなかったので「ダスキン」のサイトも調べてみました。
ダスキン掃除教育カリキュラム
「掃除セミナー」で学んだことを普段の学習にも役立ててもらおうと、カリキュラム内には「掃除をする意味」「計画を立ててする効率的な掃除の仕方」などが組み込まれています。
掃除はただ単に汚れを落とすだけでなく、例えば、高いところから低いところに奥から手前に段取りよく掃除をしないと、せっかく掃除をしてもまた埃が溜まってしまうことになる。そういった段取りや気が付かない部分にまで目を配るといった点は、例えば計算問題を解く時やテストの見直しをする時など、普段の学習にも役立ちますよね。
自分の手を動かし掃除をすることで、学習態度も変わる。「勉強」「勉強」という前に、まずは机の掃除から。家庭でも見直したいですね。